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みなさんこんにちは。昨日も書きましたね。

では、語ります。『人間ロケット9号』

僕は、人間ロケットに選ばれた。子供のころは誰しもがなりたがる名誉ある職だ。

しかし、大人になると多くの人はその夢をあきらめる。なぜか、

それは、タヒぬからである。タヒぬからやめるのである。たいていの子供は学校にて人間ロケットは素晴らしいものだと教わるのだが...

大体の人は人間ロケットになりたいという夢をあきらめきれていない。統計によると、なりたい人が73%を占めるという。つまりは、なりたくてもなれない人が大半なのだ。

これを受けた政府は、人間ロケットを大量に作る計画を打ち出した。しかし、反発の声も大きく中止された。なりたい人が73%と言ってもなりたくない人もいるのだ。

人間ロケットに選ばれる人は無作為だ。27%の人が選ばれると実質的にそのロケットは無駄になる。そのため、なりたい人でも人間ロケットには反対の声もある。

話を戻そう、人間ロケットに選ばれた僕は、さっそく打ち上げ場へと向かうことにした。まずは都会に出なければならない。汽車に2時間ほど揺られ、都会についた。

その次は、都営大江戸線に乗る。新宿、都庁前、新宿西口ときて、打ち上げ場に着く。

さて、いよいよ打ち上げだ。ロケットなので、当然宇宙に行く。そうなれば、僕はタヒだ。

『バコーン!』ロケットが爆発して、僕はタヒんだ。報われない最後だった。遺族には慰謝料10M円が支払われた。しかし、遺族はさらなる賠償を求め、弁護士を雇い、戦いを続けていた...

 

以上、一人じゃれ本でした。